今回は、UTAGEシステムの「ストライプ決済との連携」について詳しく解説します。
- ストライプって他の決済方法と何が違うの?
- UTAGEシステムでストライプ決済と連携するメリット・デメリットは?
- UTAGEシステムでストライプ決済連携をする方法は?
などの疑問を解決しながら、UTAGEシステムのストライプ決済連携について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
UTAGEは14日間の無料利用が可能です。
※無料期間に解約すれば費用は1円もかかりません。
ストライプ決済システムの特徴
会社名 | ストライプジャパン株式会社 |
設立 | 2014年6月(サンフランシスコ本社は2011年9月) |
設立者 | パトリック・コッリソン、ジョン・コッリソン |
代表者 | ダニエル・ジェームズ・ヘフェルナン, 平賀充 |
資本金 | 119,935,000円 |
本社 | サンフランシスコ Stripe, Inc. |
住所 | 東京都渋谷区神宮前1丁目5番8号 神宮前タワービルディング22階 |
サポート | 年中無休24時間対応、https://stripe.com/jp/contact/ |
事業内容 | オンライン決済サービスの開発・販売・導入 |
公式HP | https://stripe.com/jp |
ストライプはオンライン決済システムサービスで、海外、国内問わず大きなシェアを占めています。2011年の設立以来、サービス事業の成長がめざましく、現在では世界中で14ヶ所に事業所を展開しています。事業の拡大に伴い、2014年にストライプジャパン株式会社が設立されました。
Stripeがサポートする通貨や支払い方法は135種類以上にのぼり、47カ国以上で利用されています。スタートアップ会社からGoogleやAmazonなどの大手企業まで、100万社以上の企業がストライプのオンライン決済システムを利用しています。
なぜ、多くの企業がストライプの導入に積極的なのかは、導入がスピーディーで簡単なこと、ユーザー側にもオンライン運営者側にも負担が少ない、などの理由が挙げられます。具体的なストライプ決済システムのメリットについては、次で詳しく紹介します。
UTAGEシステムのストライプ決済連携を使うメリット
こちらではUTAGEシステムのストライプ決済連携を使うメリットを4つ、次に紹介します。
審査がないのですぐに始められる
UTAGEシステムでストライプ決済連携を導入するメリットのひとつは、審査がないのでスピーディーに始められることです。
オンライン決済システムを導入するときに審査期間がネックになります。クレジットカード決済をするための審査が通常は必要で、例えばPayPalでは導入まで2〜4週間かかります。
一方のUTAGEシステムのストライプ決済連携では
- メールアドレス
- 銀行口座
- ウェブサイト
- 本人確認書類
でストライプのアカウントを作成し、UTAGEと連携するだけなので最短1日で利用をスタートできます。(本人確認書類の審査に最大24時間かかることがあります)
なので、すぐにコンテンツ販売をしたい人にとってはオススメです。
初期・月額費用がいらないのでリーズナブル
次のメリットは初期費用・月額費用がかからないので、とても手軽に始められることです。
また、取引手数料が海外・国内問わず一律3.6%(契約ごと)、入金手数料も無料とリーズナブルです。売上が増えると手数料が高くなる決済システムもあるので、かなり良心的と言えるでしょう。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
決済手数料 | 一律3.6% |
入金手数料 | 0円 |
ユーザー側は会員登録しなくても良い
ストライプ決済ではユーザーが会員登録をしなくて良いので、支払いの時に会員登録が面倒で購入をやめてしまった、という脱落ユーザーが発生しません。
多くのオンライン決済システムでは、支払いをするときに会員登録をしなければならず、ユーザー側の手間も時間もかかります。UTAGEシステムと連携すればUTAGE側の会員登録は必要でも、ユーザー側の登録が必要ありません。これによって、ユーザーの負担がかなり減ります。
支払い方法の幅が広い
ストライプ決済では支払い方法や回数の幅が広いのも大きなメリットです。
支払い方法については、クレジットカード決済はもちろん、銀行振込、Apple Pay/Google Payなどのウォレット払い、コンビニ決済、仮想通貨に対応しています。
クレジットカード | Visa、Mastercard、アメリカンエクスプレス、ダイナースクラブ、ディスカバー、JCB(審査期間あり) |
銀行振込 | 都市銀行 (三井住友銀行や三菱 UFJ 銀行など)、ネット銀行 (楽天銀行や PayPay 銀行など)、ゆうちょ銀行など国内金融機関 |
ウォレット | Apple Pay、Google Pay、Click to Pay、Pay Pal、Link、WeChatPay |
コンビニ決済 | ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコーマート |
支払い回数も通常のオンライン決済システムよりかなり柔軟に対応しています。一括払いしかできないシステムが多い中で、ストライプではサブスクリプションができるのはもちろんのこと、支払いの金額・回数・間隔を自由に決められます。
例えば、
など、多くの選択肢があるのでユーザー側にとても親切です。
ストライプは、サブスクリプション制を導入したい人にもオススメ!
サポートが手厚い
ストライプのサポートは年中無休24時間体制、と充実しています。さらにメール、チャットに日本語で対応してくれるので安心です。電話サポートもありますが、こちらは日本語対応ではありません。また、開発者向けのテクニカルヘルプがあり、チャット対応しています。
また、疑問があった場合にはストライプ・サポートが利用できます。よくある質問がまとめられているので、問い合わせる前に疑問が解決できるかもしれません。
UTAGEシステムのストライプ決済連携を使うデメリット、微妙な点
これまではUTAGEシステムのストライプ決済連携のメリットを見てきました。逆にどのようなデメリットがあるのか、実際に見ていきましょう。
稀にアカウントが凍結されることがある
ストライプ決済がとても便利なオンラインシステムだとわかりました。しかし、稀にアカウントの凍結が起こります。その理由のひとつは、ストライプ決済は導入に当たっての審査はありませんが、初めての決済が行われた時に審査が行われるからです。
初回決済の時にアカウントが凍結される理由には以下のようなものがあります。
利用規約に反している
ストライプはもともと海外発のツールなので、日本のツールとは利用規約が異なっています。アカウント凍結を避けたければ、利用規約をしっかり読んでから同意をするようにしましょう。
ウェブサイトがない、もしくは間違ったURLを登録している
ストライプ決済では運営しているウェブサイトが必要になります。その時のURLは、LPサイトやコンテンツ販売サイトではなく、トップページのURLのことを指します。トップページにも以下の情報が必要になるので、運営しているサイトが条件を満たしているか事前に確認しておきましょう
・カスタマーサービスの連絡先情報 (例: 電話番号、メールアドレス、住所、お問い合わせフォーム、オンラインメッセージサービスの宛先)
ストライプサポートより引用
・返品に関するポリシーとプロセス (物理的な商品を販売する場合)
・返金と不審請求の申請に関するポリシー
・キャンセルに関するポリシー (該当する場合)
・法律上または輸出上の制限 (該当する場合)
・プロモーションに関する規約
禁止業種・制限付き業種のコンテンツ販売をしている
ストライプ決済では禁止業種・制限付き業種の販売を禁止しています。例としては以下のようなものです。
禁止業種
- 違法なコンテンツ・サービス
- アダルトコンテンツ・サービス
- 暴力的なコンテンツ・サービス
- 悪質で詐欺の疑いのあるコンテンツ・サービス
- 政府サービス
- ギャンブル
- マリファナ
- 擬似医薬品・栄養補助食品
- 旅行
- 武器や爆発物など危険物
など
制限付き業種
- カンナビジオール (CBD)
- 金融サービス
- ヴェポライザーおよび電子タバコ
- 医薬品、医療機器
- 非法定通貨
- アルコールなど年齢制限のあるもの
など
以上が全てではありませんが、これらの取り扱いをしている場合にはアカウントが凍結されるので注意しましょう。国として違法でないものでも、これらの条件に合っている場合は不当とされ、ストライプからアカウントを凍結されます。
以上の3つは初回決済でアカウントが凍結される理由です。しかし、最近ではサービスで規制や 取り締まりが強化されているため、初回決済が通ったからといって凍結の危険がないとは言い切れません。
継続的に利用していながらアカウントが凍結されしまう理由としては、
高額コンテンツやサービスを継続的に販売している!
があります。
高額がいくらから、ということは明らかにはされていませんが、5万円以上のコンテンツを継続的に販売する場合には注意が必要です。
アカウント凍結を避けるためには、高額のコンテンツをサブスクリプション制にして販売する方法もありますが、それでも安全とは言い切れない現状です。
そんな時に役立つのが、UTAGEを利用しているということです。
UTAGEではほかに、UnivaPay、AQUAGATES、テレコムクレジットとの決済連携が可能なので、高額のコンテンツやサービスを販売したい場合には安心です。この3社は事前審査が必要なので、アカウント凍結の危険性はかなり少なくなります。
UTAGEには14日間の無料利用が可能です。
※無料期間に解約すれば費用は1円もかかりません。
決済手数料の返金がない
ストライプ決済連携のもう一つのデメリットは決済手数料の返金がないことです。つまり、3.6%分の取引手数料は戻ってこないということになります。とは言え、ストライプ決済を使うメリットはこれ以上のものがあるので、そこまで大きなデメリットではありません。
UTAGEシステムのストライプ決済連携方法
こちらではストライプアカウント作成後の、UTAGEシステムとの連携方法について解説します。
【ファネル】>左メニュー【Stripe決済連携設定】をクリック
次にStripeの設定です。Stripeでは【本番モード】と【テストモード】両方登録しておきましょう。これをしておくことで、ファネル共通設定でモードの切り替えをした時、自動で決済モードが連携されるようになります。
Stripeの本番モードの管理画面から、【開発者>APIキー】を選び、【公開可能キー】と【シークレットキー】を取得します。本番モードのシークレットキーは一度しか取得できないので、しっかりと控えておきましょう。
その後、UTAGEの管理画面に戻り、取得した【公開可能キー】と【シークレットキー】を入力します。この時も本番モードであることをしっかり確認しましょう。
最後に、【保存】ボタンを押せば設定が完了します。
UTAGEマニュアルでもStripe決済との連携方法について詳しく解説しています。
まとめ
今回は、UTAGEシステムのストライプ決済連携のメリットとデメリット、さらに連携方法について解説しました。
UTAGEではストライプ決済連携機能のほかにも、UnivaPay、AQUAGATES、テレコムクレジットとの決済連携ができます。これらの決済連携機能とUTAGEのその他の機能、メール配信やLINE配信、LPなどのページ作成、コンテンツ販売、会員サイト作成機能を組み合わせることで、
- オーダパンプ、アップセル機能を利用して他のコンテンツやサービス購入を促す
- LPページにも決済フォームを挿入できる
- 会員サイト、メール・LINE配信と組み合わせることでリピート購入に導く
といったメリットがあります。こうやって集客の仕組みを自動化することで、売上アップにつながるのです。
UTAGEはマーケティングに必要なツールが揃っているオールインワンシステムでありながら、月額21,760円とかなり割安のツールです。
UTAGEに興味を持った方は、14日間の無料お試し期間があるので下記からお試しください。
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