今回はUTAGEシステムのメール配信機能について詳しく解説します。
この記事は、
- UTAGEシステムのメール配信機能の基本的な情報を知りたい
- どこまでの機能が備わっているの?イケてるの?
- 他のツールと比べての違いやマイナス点などはあるの?
といった疑問を解決する記事になっています。
UTAGEシステムひとつでマーケティングに必要な機能が全て揃っているのは魅力的ですよね。
一方で、一つ一つの機能のレベルについて疑問視される人もいるので、その点を解決できる情報を書いていますので、ぜひ最後まで読んでください。
※無料期間に解約すれば費用は1円もかかりません。
UTAGEのメール配信機能の特徴
UTAGEのメール配信機能の特徴は7つあります。
- LINEと同時配信ができる
- ステップ配信
- 一斉配信
- リマインダ配信
- HTMLメールが簡単に作れる
- 何アカウントも作れる
- ラベル機能がある
これらについてそれぞれ解説します。
LINEと同時配信ができる
通常LINEとメルマガを使うには、それぞれのサービスに登録する必要があります。
例)
・メルマガならMyASP
・LINEならLステップ
など
これが、UTAGEならメルマガとLINEを同時に配信できます。
ステップ配信
ステップ配信は、シナリオ登録後に定期的に案内を送る場合に必要です。
送信のタイミングは、3つのパターンから選択できます。
・シナリオ登録直後
・シナリオ登録○日後の○時○分
・シナリオ登録○日○時間○分後
一斉配信
一斉配信はメールをシナリオ読者全員に一斉に送信する機能で、読者にメールで案内やお知らせを送る場合に必要です。
送信対象を条件で絞り、該当者にのみ送信することも可能です。
リマインダ配信
リマインダ配信では、セミナーや個別相談があった場合に、その予約日を起点としてイベント前後のタイミングを指定して送信する機能です。
具体的には、「予約日の○日前にリマインダを送る」とか、「開催後のフォローメールを送る」といったことができます。
もちろんメールの内容は、個々の顧客が入れたスケジュールやZoomのリンクが自動的に表示されます。
zoomセミナー、ウェビナー、個別相談などのリマインドは必須作業です。
UTAGEシステムには、この機能が備わっているのも嬉しいです。
HTMLメールがノーコードで簡単に作れる
本文はテキストメールとHTMLメールで入力できます。
HTMLメールは難しいイメージがあるかもしれませんが、背景色やテキスト、誘導するボタンなど感覚的に使えるようになっていて、ノーコードで設定できます。
何アカウントも作れる
UTAGEにはライトプランとスタンダードプランの2つのプランがありますが、スタンダードプランならアカウント数が無制限で作れます。
プラン名 | 配信アカウント数 |
ライトプラン | 2アカウントまで |
スタンダードプラン | 無制限 |
ラベル機能がある
ラベル機能とは、顧客リストに
・この人は、商品Aを購入した
・この人は、リンクBをクリックした
・この人は、個別相談に申し込んだ
などの目印を付けることができる機能です。
このラベル(目印)を基準に配信する、配信しないかを選択することもできます。
例えば、
・商品Aを購入した人にだけ送信する
・リンクBをクリックした人には送信しない
・個別相談に申し込んだ人には送信しない
など、メールやLINEのメッセージごとに選択することができます。
そのため、興味・関心が強い顧客様を見込み客として分別する際にも活用できます。
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UTAGEとその他メール配信ツールとの違い
UTAGEと、メール配信ツールで有名なMyASPを比較したところ、共通する部分もありますが、UTAGEはコスパ面と機能面で優れている点が多いことが分かりました。
まず、UTAGEとMyASPのメール配信機能では、一斉配信やステップ配信などは共通して可能です。
【UTAGEとMyASPの共通機能】
・一斉配信
・ステップ配信
・リマインダ配信
・ラベル付け
・HTMLメールの配信
これに加えて、UTAGEではメールアドレスとLINEの紐づけができます。
UTAGE | MyASP | |
一斉配信 | ○ | ○ |
ステップ配信 | ○ | ○ |
リマインダ配信 | ○ | ○ |
ラベル付け | ○ | ○ |
HTMLメールの配信 | ○ | ○ |
LINEの紐づけ | ○ | × |
また、スタンダードプランで比較したところ、UTAGEはアカウント数が無制限ですが、MyASPは2つまでと制限があり、それ以上取得したい場合は追加料金がかかります。
UTAGE | MyASP | |
料金 (スタンダードプラン) |
21,670円 | 11,000円 (初期費用+11,000円) |
アカウント数 | 無制限 | 2つまで (1アカウント追加につき2,200円/月) |
UTAGEはメール配信以外にも多くの機能が備わっていて、使い勝手の良さを感じている人が多くいました。
UTAGEシステムが優秀すぎてヤバいです。
— きつね【月3100万の裏側】 (@NBC_kitsune) August 31, 2023
・1アカウントで複数の公式LINEの連携が可能
・メルマガとLINEの両方をステップ化できる
・個別相談ページで日程調整の自動化
・個別相談の日までのリマインドメール自動化
・LP、動画視聴ページ、レターのテンプレも完備…etc…
コンテンツ販売のマーケティングツールを色々使ってきたけど結論UTAGE+Optimize Pressに落ち着きそう。
— YUME@売れる仕組みづくり (@YUME_lifestyle) April 6, 2023
メルマガスタンド:
MyASP/Active Campaign → UTAGE
LINEステップ:
Lステ → UTAGE
会員サイト:
Kajabi → UTAGE
ファネル&LP:
ClickFunnels → Optimize Press
コスパ的にもこれが◯
UTAGEに切り替えたけど、機能がほんま色々あってびっくり。オプトイン用のコンテンツ作ってるんだけど、こんな感じのスクール形式のコンテンツがサクッと作れてしまうのにびっくり。全部iPadでやっております。マイスピーの倍はするから最初高いなあと思ってたけど機能面考えたら納得だね。 pic.twitter.com/df8q2tlHT4
— カズヤン@生成AIトレーナー (@kazuyan_ad) April 4, 2024
UTAGEのメール配信方法
UTAGEのメール配信方法は5ステップで完了します。
- アカウントを作成する
- シナリオを作成する
- 配信タイプを設定する
- 配信開始
- ファネル機能と連携する
それぞれ解説していきます。
①アカウントを作成する
まず、メニューバーの「メール・LINE配信」をクリックします。
次にアカウント一覧が表示されるので、緑の「追加」ボタンをクリックします。
「種類」で「メールのみ」「LINEのみ」「メールLINE併用」とあるので、どのような形で配信したいのかで選択します。
アカウント名は、使いたい内容に合わせて任意のアカウント名を入力して保存してください。例)登録直後など
最後に保存ボタンを押します。
シナリオを作成する
「メール配信・LINE配信」→「アカウント一覧」から、対象のアカウントを選択します。
次に、「グループ管理」を選択し、「グループ追加」をクリックします。
「名称」にグループ名を入力後、保存を押します。
③配信タイプを設定する
作成したシナリオをクリックし、ステップ配信・メール一斉送信・リマインダ配信を選択します。
それぞれの配信タイプで送る基準日に違いがあります。
※やり方については後述します。
次に、送信者名や件名、本文などを入力します。
送信者メールをGmailやYahoo!メールなどのフリーアドレスにすると、「なりすまし」による迷惑メールの判定を受けやすく、迷惑メールフォルダに振り分けられやすいので注意が必要です。
そのため独自ドメインでの送信がおすすめです。
④配信開始
一番下の項目の「ステータス」が「下書き」のままだと誰にも送信されないので、「稼働中」に変更します。
⑤ファネル機能と連携する
ここまでで、メルマガに対して読者を集めて自動返信メールを送る設定ができました。
ここからは、ファネルのメニューからメールアドレスを登録してもらうために連携する必要があります。
まず、「ファネル」→「ファネル一覧」の該当ファネル→「ページ一覧」の該当ページを選択し、「編集」を押します。
次に、集客用の登録ボタンを作成し、ボタンを選択した状態で左側の「連携シナリオ」で該当するシナリオを選択すれば完了です。
補足;配信タイプについての解説
ステップ配信・メール一斉送信・リマインダ配信の配信タイプごとの配信方法について補足解説します。
UTAGEでステップ配信する方法
該当するシナリオを選択し、左メニューの「ステップ配信」をクリックします。
本文などを作成後、送信のタイミングを設定します。
送信のタイミングは3パターンあるので、希望のものを選択します。
・シナリオ登録直後
・送信日を設定(登録○日後の○時○分)
・送信日を設定(登録○日○時間○分後)
UTAGEで一斉送信する方法
該当するシナリオを選択し、左メニューの「メール一斉送信」をクリックします。
本文などを作成後、送信のタイミングを設定します。
送信のタイミングは2パターンです。
・今すぐ送るのか
・決められた日時に送るのか
UTAGEでリマインダ配信する方法
該当するシナリオを選択し、左メニューの「リマインダ配信」をクリックします。
本文などを作成後、送信のタイミングを設定します。
送信のタイミングは、基準日がイベントの参加日になっていて、
・イベント開催前か
・当日か開催後か
を設定できます。
※テスト送信をすると見え方の確認ができます。
この場合は、Gmailでも大丈夫です。
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UTAGEのメール配信でよくある質問
UTAGEのメール配信でよくある質問をまとめています。
メルマガ配信に料金はかかる?
メルマガ配信だけにかかる料金というのはありません。
UTAGEの料金プランはシンプルに2つのみで、LP作成や会員サイト、メール配信などの機能がすべて含まれています。
- ライトプラン:月額9,700円
- スタンダードプラン:月額21,670円
ライトプランだと制限がある項目がいくつかありますが、スタンダードプランだとほとんどの項目が無制限で利用できます。
GmailやYahoo!メールは使える?
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスも使えますが、迷惑メールの判定を受けやすく、迷惑メールフォルダに振り分けられやすいです。
そのため、独自ドメインの使用がおすすめです。
読者を一覧で確認できる?
可能です。
配信アカウントを選択⇒シナリオを選択⇒読者一覧で確認できます。
他のサービスからUTAGEに移行させることはできる?
独自ドメインのメールアドレスでメルマガ配信をしていた人は移行できます。
現在使っているツールで利用しているドメインが各社が保有している場合は、ツールを変えると引き続き利用することはできません。
独自ドメインに切り替えることでUTAGEに移行できますが、切り替えたことでスパム判定されてメール受信箱到達率に致命的な影響を与える可能性があります。
そのため、対策として事前に「メルマガを移動するので興味がある人は登録してください」などと前の配信スタンドで伝えておくと良いです。
UTAGEの無料期間は?
14日間です。
Utageのメール配信数は?
ライトプランはシナリオ数が30までと制限がありますが、スタンダードプランなら無制限で利用できます。
※無料期間に解約すれば費用は1円もかかりません。
まとめ
今回ご紹介したように、UTAGEのメール配信機能の特徴は7つあります。
- LINEと同時配信ができる
- ステップ配信
- 一斉配信
- リマインダ配信
- HTMLメールが簡単に作れる
- 何アカウントも作れる
- ラベル機能がある
また、UTAGEと、メール配信ツールで有名なMyASPを比較したところ、UTAGEにはコスパ面と機能面で優れている点があり、使い勝手の良さが好評でした。
UTAGEでのメール配信のやり方は5ステップで完了します。
- アカウントを作成する
- シナリオを作成する
- 配信タイプを設定する
- 配信開始
- ファネル機能と連携する
複数回メールを送る場合は、送信者名やメールアドレスなど変わらない情報をデフォルトで設定しておくと便利です。
注意点として、送信者メールアドレスにGmailやYahoo!メールを使うと迷惑フォルダに送られやすいので、独自ドメインの利用がおすすめです。
ステップ配信、一斉送信、リマインダ送信を作る際は、本文を作る流れは一緒で、送信するタイミングだけ異なります。
UTAGEは14日間無料でお試しできますし、少しでも気になるなら、まずは公式サイトを確認してみてはいかがでしょうか?
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